拡大ワイヤー矯正でガミースマイルを改善した症例|顎関節症・咬み合わせ専門歯科医院HP

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拡大ワイヤー矯正でガミースマイルを改善した症例

拡大ワイヤー矯正でガミースマイルを改善した症例

初診時の口腔内

初診時の歯並びの状態です。笑うと歯茎が見えるガミースマイル、上下顎ともに奥歯が内側に倒れ込んでいて、狭い状態歯が並びきらずガタガタしています。

矯正治療の実施

目立たない白い矯正装着

ホワイトブラケット(目立たない白い矯正装置を装着)により、3次元GEAWワイヤー矯正を行いました。上顎には、固定源としてインプラントアンカースクリューが4本入っており、上顎の歯を上にあげています。(インプラントアンカーは、矯正治療後は撤去します。)

3次元矯正治療終了

3次元矯正治療終了

上下の正中(真ん中)はピタリと合い、下顎を横に動かすと犬歯がガイドする犬歯誘導となっていて、歯ぎしりや食いしばりから歯を守れる噛み合わせとなりました。

治療前後の比較

治療前後の比較

治療前後の比較

上顎が上方に上がったことにより、ガミースマイルは改善され、歯茎が見えなくなりました。噛み合わせが低くなったので、中顔面から下顔面にかけての長さが短くなり、筋肉のバランスも良くなりました。

治療説明

こちらの患者さまは成長期の舌の位置や呼吸、姿勢の関連により、上顎の側方への成長が不足しており、歯が並ぶスペースが不足していました。そのため、V字状のアーチとなっており、上の前歯が出ていて出っ歯に見える状態でした。

また、上顎の前方への成長が不足しており、下方に成長しているため、ガミースマイル(笑うと上顎の歯茎が見える)で、下の前歯もガタガタしていました。上顎が下方成長のため、中顔面から下顔面が長いので面長に見え、口を閉じるとオトガイ部(下顎の中央部)に筋肉の収縮によるシワができて、梅干しのように見えていました。

本来の原因である上顎の劣成長を改善するため、拡大床を用いて上下の骨格を改善し、歯が並ぶスペースを確保しました。3次元的に歯を動かすためにゴムメタルによるGEAWワイヤー矯正を目立ちにくいホワイトブラケットを選択して行いました。

また、ガミースマイルを改善するために上顎にインプラントアンカーを埋入し、上顎の歯列を上方に移動させました。結果、笑った時に歯茎が見えないようになり、噛み合わせが低くなったことによって中顔面から下顔面の長さが減少し、顔が短くなりました。口もスムーズに閉じれるようになり、口腔内が広くなった事で、舌位が安定し、呼吸もし易くなりました。

年齢・性別 30代 女性
主訴 ガタガタな歯並び・ガミースマイル(笑うと歯茎が見える)
治療期間 約2年10ヵ月
治療回数 40回
治療費 噛み合わせ診断 55,000円(税込)
上下拡大床 220,000円(税込)
ホワイトブラケットワイヤー矯正 1,100,000円(税込)
インプラントアンカー4本 88,000円(税込)
リテーナー 66,000円(税込)
リスク 拡大床使用時の違和感や話にくさ。一般的な矯正と同じく、ワイヤー装着による違和感や歯の移動時の痛み、歯根の吸収。後戻りのリスク。

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