正中のズレ・咬合不良を矯正治療で改善した症例
正中のズレ・咬合不良を矯正治療で改善した症例
こちらの患者さまは、歯ぎしり・食いしばりによる首肩のこりと痛みを主訴に来院されました。患者さまと相談し、矯正治療によって歯並び・噛み合わせを改善する計画を立てました。
術前は上下顎の正中がずれており、右側に咬合不良が見られる歯並びでした。しかし術後は上下の正中がしっかりと揃い、理想的な被蓋関係で噛める、きれいで安定した歯並びへと改善しました。
術前は歯が重なり合うように乱れた歯並びでしたが、術後は歯が理想的に整列し、きれいで大きなアーチを形成する歯並びへと改善しました。
偏心運動の変化
偏心運動:上下の歯が噛み合った状態から、下顎を前方・左右方向へ動かすこと
術前は犬歯が正しく機能せず、前歯や奥歯に異常な負荷がかかる噛み合わせでした。しかし術後は犬歯が適切にガイドとして働き、理想的で安定した噛み合わせへと改善しました。
術前術後の骨格の変化
術前は下顎前歯が乱れつつ内側へ傾斜しており、歯列も狭かったため、舌や舌骨が低い位置にありました。しかし術後は前歯が理想的な被蓋関係となり、歯列も拡大されたことで十分な舌スペースが確保されました。その結果、舌は上顎口蓋にしっかり接し、舌骨も大きく上方へ挙上し、理想的で安定した口腔環境が実現しました。
顔貌の変化
| 年齢・性別 | 20代 女性 |
|---|---|
| 主訴 | 歯ぎしり・食いしばりによる首肩のこりと痛み |
| 治療期間 | 2年3ヵ月 |
| 治療回数 | 約35回 |
| 治療費 | 咬合診断 55,000円 3次元GEAWワイヤー矯正 880,000円 月調整料 5,500円x毎月 リテーナー 82,500円 |
| リスク | 矯正治療中の虫歯や歯周病のリスク、歯の移動に伴う痛みや違和感、歯肉退縮や歯根吸収 |







