顎関節症の人がやってはいけない事
投稿日:2023年1月30日
カテゴリ:顎関節症
顎関節症になると、顎の関節に不具合が生じることで、関節部に炎症が起きて痛みが出たり、関節の軟骨が移動してしまい口の開閉口運動に障害が出たり、連動して周りの筋肉にも症状が出たりします。
顎関節症状がある際の注意事項としては、他の炎症部位と同様ですが、無理に口を大きく開けたりしせずに安静にしておく事、くしばったりしない様に食事以外は上下の歯が接触しない様に注意する事、顎に負担のかかる様な硬い食べ物などを避ける事、などが必要です。
普段リラックスした状態では、上下の歯は噛み合うことはなく約2mmの隙間が開いているのが正常です(安静空隙)。 顎関節症の方は、症状が出ない様にする為にも普段から上下の歯が接触する事がない様に注意して下さい。 また、頬杖をついて下顎をどちらかに押し付けたり、うつ伏せ寝をして下顎を後ろに引いたり、左右どちらかの片側ばかりで食事をしたりすると、顎関節に負担がかかり、顎関節症状が出やすくなりますので、注意が必要です。
歯の不具合で、左右どちらかしか噛めない場合や、歯並びが悪くて噛み合わせが悪い場合などは、対症療法ではなくきちんと歯の治療をおこなって、左右ともにしっかりと噛める状態にしておく事が大事です。
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