歯ぎしり食いしばりで歯が痛む際の原因と対処法|顎関節症・咬み合わせ専門歯科医院HP

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歯ぎしり食いしばりで歯が痛む際の原因と対処法

投稿日:2024年6月3日

カテゴリ:歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、ストレスや不安、歯並びの不良、睡眠時の姿勢などの要因によって引き起こされる習慣です。これらの症状は無意識のうちに行われることが多く、長期間続くと歯や口腔周囲の組織に損傷を与える可能性があります。

歯が痛む原因について

  1. 歯が痛むときは当然ですが歯の神経に何らかの刺激があるときです。通常ならば歯の神経に刺激が加わる状況にはなりえません。しかし、例えばむし歯によって歯の神経に刺激が加わると歯がしみて痛いという症状が現れます。今回のテーマにならう場合、歯と歯を噛み合わせたときに過度な負荷が慢性的に加わる状況があり続けると、歯の神経が徐々に刺激され歯が痛む可能性が高くなります。そういった歯ぎしり食いしばりに由来する歯の痛みのケースについて述べてみたいと思います。
  2. ストレスと不安: 日常生活でのストレスや不安が高まると、歯ぎしり食いしばりの発生しやすくなることはすでに広く知られていると思います。心理的に不安定な状態が顎の筋肉の緊張を引き起こし、顎の過剰な圧力を生じさせる原因になります。それを発端に顎や歯の痛みにつながることになります。

  3. 顎の発育状態が不十分: 成長期における顎の成長がきちんとなされていないと、本来よりも顎が小さく抑制された状態で成長が終わってしまいます。その状態の顎だと、慢性的に歯ぎしり食いしばりが発生しやすい状態に陥りやすいので結果的に歯の痛みの原因となります。

  4. 歯並びの不良: 歯並びが不良な場合、噛む際に歯が正しい位置や向きでないことが原因で、歯に対して好ましくない負荷のかかり方が生じると痛みにつながるおそれがあります。その痛みを避けるように偏った噛み方を継続することで歯ぎしりや食いしばり、場合によっては顎関節症になることがあります。

対処法

  1. ストレス管理: 最も取り組みやすいものとしてストレスケアがあります。リラックスする、というのは言い換えれば副交感神経優位の状態にする、ということです。簡単なものだと深呼吸・サプリメントなどがあり、習慣的なヨガや栄養管理も有効といえます。

  2. マウスピース(ナイトガード)の装着: 歯科医に相談して就寝中に使用するマウスピース(ナイトガード)を作製することができます。保険診療に対応していますし、比較的簡易的に作ることができます。装着することで歯ぎしりや食いしばりから歯を保護することができます。

  3. 歯の被せ物や詰め物のメンテナンス: 歯ぎしりや食いしばりによって歯や被せ物などが損傷を受け続けると葉の痛みにつながりやすいので、定期的な歯科検診を受け、歯や被せ物などを管理することが重要です。

  4. 筋肉の緊張緩和: 温かいタオルを顎に当てたり、軽いマッサージを行う温熱療法やマッサージを行うことで顎の筋肉の緊張を緩和することができ、歯や顎への負担を軽減することで症状を和らげることができます。そういった理学療法的アプローチの他に、ボツリヌストキシン注射を顎を動かす筋肉に適用することで、歯ぎしり食いしばりによって過度な力が歯にかかることを抑制コントロールすることができます。

  5. 歯の根の治療: 積極的に選択することはまずないのですが、様々な治療を試したが一定以上の効果が得られなかったり、生活に大きく支障をきたすほどの歯の痛みがある場合、同意の上で当該の歯の神経をとる(抜髄)処置を選択することがあります。痛みを知覚する神経そのものをとるので、痛み自体はたちどころに消えます。しかし歯ぎしり食いしばりによって激しい痛みが出て神経をとった場合、噛んだ時の違和感が残ったり、歯の根の管が細く狭窄していたりして治療の難易度が高くなっていたり、難治症例であることが多いですので神経を取る前にしっかり検討や相談が必要です。

歯ぎしりや食いしばりは、放置すると歯や口腔周囲の組織に損傷を与える可能性があるため、早めに対処することが重要です。日常生活でのストレス管理や適切なケアを行うことで、症状を和らげることができます。​

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