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歯ぎしりの治療でマウスピースを使うメリット

投稿日:2023年7月8日

カテゴリ:歯ぎしり・食いしばり

今回は歯ぎしりの治療でマウスピースを使用するメリットを説明したいと思います。一言でマウスピースといっても種類や設計、使用目的は多岐にわたります。今回は、保険で作成可能なマウスピース、ナイトガードを使用するメリットについて説明したいと思います。

 

まずはじめに、保険で作成可能なマウスピースの特徴についてお話します。ナイトガードは各医院や歯科医師の方針によって設計や材料や厚さや硬さなどが異なりますが、基本的にはプラスチック製の1~2mmほどの厚さのマウスピースを指します。そしてそれを上顎か下顎の片方にセットして就寝時に使用いただくのが一般的です。

あまり知られてはいませんが実は、ナイトガード自体には歯ぎしりの頻度を抑制する効果はあまりありません。歯ぎしりが生じても歯や顎などに過負荷がかからないように保護する為のマウスピース、という認識のほうが正しいかもしれません。そのため、歯ぎしりの治療としての根本的な解決をはかる効果は得られない場合がほとんどです。

 

次に、本題である歯ぎしりの治療でマウスピースを使用するメリットについて触れていこうと思います。

①顎や歯を保護できる … 例えば2mm厚のナイトガードを装着した場合、単純に考えれば噛み合わせが2mm持ち上がることになります。そうなると奥歯同士が噛み込んでしまうことがなくなるので、歯が歯ぎしりで揺さぶられることがなくなります。また、下顎が前後左右に動かしやすくなるので筋肉を過分に使う必要がなくなるので顎の筋肉や顎そのものへの負荷も軽減されます。

②比較的安価 … 保険内での作成が可能です。1度作成したらしばらくの期間は新しく作り直すことはできませんが、負担割合が3割であるなら5,000円以内で作成できます。

③いつでもやめられる … マウスピース全てに言えることですが、着脱可能であるので装着感が辛かったり苦しいのであれば外しておくことができます。

 

それからさらに、ナイトガードは先程述べたようにプラスチック製のものの他に柔らかいシリコンゴム製のものも存在します。それぞれの特徴を説明したいと思います。

ⅰ) プラスチック製のナイトガード … 歯ぎしりによって削れていきますが、ある程度は修理が可能で比較的長持ちします。また、噛み合わせをしっかり持ち上げるのでナイトガード本来の働きも期待できます。

ⅱ) シリコンゴム製のナイトガード … 柔らかく装着感が良く違和感や異物感が少ないです。顎の痛みや葉の痛みがある場合それらを和らげる効果があるので、急性症状がある場合はシリコンゴム製のナイトガードがおすすめです。

いずれの材料・設計であっても、ナイトガードは消耗品です。なので定期的なチェックが必要です。定期検診の際にお持ち頂き、適合状態や損耗状態のチェックを行うようにしましょう。その際に担当の歯科医師と相談した上で修理や新しく作り直したりすることができます。もちろんですが使用していて破損したり、うまく入らなかったりしてなにか変だな、と思ったらまずは使用を中断したうえで担当の歯科医師に相談にかかることが大切です。

 

最後に、根本的な治療はやはり噛み合わせにアプローチする咬合治療につきます。ナイトガードはあくまで症状の経過を追ったり、急性症状(痛みなど)の緩和を図る過程に用いられるものであるため、歯ぎしりをコントロールしたりすることはあまり期待できません。しかし、咬合治療は症状の改善を実感するまでに時間がかかる一方でナイトガードは効果の実感に即時性があるのがある意味最大の特徴といえるかもしれません。

 

噛み合わせ、あるいは歯ぎしり食いしばりについてお悩みがございましたら、まずは相談からいかがでしょうか。

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