顎関節症になる原因とは|顎関節症・咬み合わせ専門歯科医院HP

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顎関節症になる原因とは

投稿日:2022年11月28日

カテゴリ:顎関節症

顎関節は他の関節と異なり、左右が同時に動かなければならず、また指2本までの開口では下顎頭はその場で回転するだけですが、指2本以上口を開けると下顎頭は前方に大きく滑走すると言う特殊な構造をしています。

下顎頭の回転や滑走運動をスムーズにする為に、顎関節の骨と下顎頭の間には、「関節円盤」と言う軟骨が存在して動きをサポートしています。

ところが、成長発育の過程での姿勢や悪習癖による下顎の位置ズレや、ストレスによる食いしばりや普段の噛み癖などによる過剰な咬合圧、夜間睡眠時の歯軋り食いしばり、不良な噛み合わせ、不均一な筋肉バランス、過剰もしくは異常な筋運動などにより、関節円盤の位置が正しい位置から移動してしまったり、すり減ってしまったりすると、口を開けた際に、顎関節に違和感を感じたり、痛みが生じたり、パキッと言うクリック音やシャリシャリと言う砂の様な音が聞こえたりします。

また、関節円盤の位置が移動してしまうことにより、下顎の位置変化も生じる為、噛みにくくなったり、噛み合わせが変わったり、筋肉のバランスが悪くなり偏頭痛や肩こりなどが生じることもあります。

この様な顎関節に関連する症状がある状態を顎関節症と呼んでいます。

下顎の位置がズレたまま生活すると、何も症状なくても、下顎頭の形が変わってしまい元に戻らなくなったり、顎の位置ずれがヒドくなってしまう事もあるので、早めの対応が望ましいです。

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